あるところに、四人のツバメ家族が仲良く暮らしていました。その長男である青い羽がトレードマークのマーリー。マーリーは妹のマーガレットが大好き。ある日、パパつばめが虹の向こうにある暖かい国に旅行に行こうと提案します。家族皆で飛び立とうとすると、マーガレットとマーリーは上手く飛ぶ事が出来ず、パパつばめとママつばめとはぐれてしまいます。
　森の中で迷子になってしまうマーリーとマーガレット。マーリーはとても弱虫で泣き虫な上に、一人で食べる事も、歩く事も出来ません。そんな兄弟２人が森の中で泣いていると、森の動物達に出会います。動物達はマーリー達を見て、歩き方を教えてあげる事に。無事に歩く事ができるようになったマーリー達は次にお腹が空いて泣いてしまいます。すると今度は湖の魚達に出会います。魚達はマーリー達を見て、食べ方を教えてあげる事に。食べ方が分かったマーリは最後に心がさびしくなり泣いてしまいます。すると、キレイな花達に出会います。花達は笑顔になる方法を教える事に。と、突然森に大きな雷の音と共に大雨が降り注ぎます。怯えだす動物達を今度はマーリーが皆をなだめます。そうして雨が無事にやむと、空に大きな虹がかかったのです。そこへマーリー達を探していたパパつばめとママつばめがついにマーリー達を探し出します。立派に成長したマーリーとマーガレットは、森で出会った仲間達に別れの挨拶をして、虹の向こうへと飛び立っていくのです。