- 注目度
- ダウンロード数
- 対象年齢 年少
- あらすじ
入園して二ヵ月が経ち、次第に園での生活に慣れてきた年少の子どもたち。自分らしさが出てくることにより、周りとぶつかることも多くなってきたのではないでしょうか。
本作品のテーマで取り上げた「ごめんね」「かして」「いれて」は、集団生活の中でまず習得してほしい言葉だと思います。どの子も自ら主張することに間違いはありません。その子なりに、思いがあってのことなのですから。思いも、考えも、することも、異なる子どもたち。一方で、その姿を離れてみれば、誰か一人が正しいわけではないことも、見えてくるのではないでしょうか。
この作品中でナレーターが観客である子どもたちに「どうしてかな?」と問いかけると、一人一人に、はっきりとした、でもそれぞれ異なる答えがあることに、改めて気付かれるかもしれません。
子どもたちの共感を引き出すこと、その上で、子どもたちが他の考えにも目を向ける(気になる・知る)こと。
最後はみんなが笑えるような、子どもらしい解決策があることも伝えられたら、と思います。
2話収録です。
第一話『「ごめんね」』
第二話『「かして」「いれて」』
※本作品は、年少の4月から始まるシリーズものです。
初めて集団生活に飛び込む3才児の成長を、毎月のテーマと共に追っていきます。 - 役柄数 主役級5人程度 5人以下(ナレーター(先生役)と5人の年少の子どもたち)
- 時間目安 20~25分
- キーワード 春、 6月、 友達、 叩く
- 作家コメント
本シリーズは、先生役であるナレーターが舞台袖に立ち、舞台上の演者(パネルシアターの場合はパネルの絵)に向かってコメントや指導をしていく演出になっています。
身近なテーマを取り上げますので、実演形式で行う場合は、各園のルールに沿った内容で、園児の実態により近いアドリブなどもきかせながら、気軽に演じていただけたらと思います。
《イラストや絵が得意な 先生方又は保護者の方へ》
この脚本の内容で絵を描き、パネルシアターで上演された方は、制作されたパネルを投稿してみませんか?他の会員様が参考にされたり、他の地域の子どもたち向けに上演されるかもしれません。『劇でつたえる保育シリーズ』は、その年次、その時に感じてほしいテーマを、毎月書いていきたいと思っています。本シリーズが、保育の現場で、子どもたち、先生たちのお役に立てれば、作者として嬉しく思います。
パネルの投稿にはクリエーター登録などの手続きが必要です。詳細は本サイトの問合せフォームなどをご利用ください。
脚本の紹介
作者:清 田 明 世(Lv.3)
【年少 6月】 いえるかな?(劇でつたえる 保育シリーズ)
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